
今ではどこの銀行でも取り扱っているカードローン商品。キャッシュカード一体型の商品も多く、比較的容易に契約できることから、多くの方が日常的に利用されていることと思います。しかし、手軽に使えるからといって、無計画な利用をしていると、信用情報に思わぬ傷をつけてしまうことにもなりかねません。そこで、カードローンと信用情報との関係を簡単に勉強しておきます。まず、カードローンの契約をすると、現に借り入れている金額の他に極度額が契約金額として登録されることとなります。現在は総量規制により、収入の3割を超える借入ができなくなっていますが、例え実際の借入額が極度額未満であっても、信用情報として登録された極度額の分だけ借り入れているものとみなされます。また、月々の返済実績は毎月信用情報に登録されるほか、延滞実績なども記録されていきます。このように、カードローンの利用状況は細かに信用情報登録され、各種金融機関で共有されていますので、キャッシュカードの付帯機能といった感覚で無目的に複数の契約をするといったことは、くれぐれも避けてくださいね。