
2010年に改正貸金業法が施行されてから、カードローンの金利は法定利息の範囲内に制限されました。しかし、それ以前から取引がある人は、施行前の金利についてはそのままになっていますので、利息の引き直し計算をすると残債務が減るか、過払いになる可能性があります。カードローンの引き直し計算は実際には専用のソフトがありますので、それほど難しいことではありません。また、弁護士や司法書士の中には引きなおし計算までは無料でしてくれるところもありますので、相談時に尋ねてみてもいいでしょう。
利息の引き直しをするには、まず取引開始から現在までの全ての借入れ・返済の履歴を取り寄せなければなりません。これは、貸金業者にカードローンの取引履歴を全て送ってほしいと電話や郵便で依頼すれば届けてもらえます。これを専門家のところにもっていくか、利息計算のソフトをダウンロードするなどして引き直し計算します。ほとんどどのソフトも、取引日、借入額、返済額の入力だけで自動で現在の残債務や過払い額が出るようになっています。