カードローンの遅延の苦い経験について

カードローンに関して私は苦い経験があり、今思い出してもその使い方に多くの悔いが残る。かつて日本経済がバブル景気に沸き立っていた頃、私はそれまでクレジット関係のカード自体を持たず、カードローンなるものには縁がなかった。しかしそのバブル時代の流れに流されたと言う表現が適切であるのかのかどうかは判らないが、とにかくその沸き立つ経済の潮流に乗って決して余裕のある状態では無かった自分のふところ具合など全く考えず必要以上にお金を使い出していた。人間の欲は恐ろしいもので、1度良い物に触れるとあれもほしいこれもほしいと言う事になりその欲は抑制が効かなくなる。まだ手にしてもいない収入を当てにして物品を買う知恵を絞るようになり、行き着くところはクレジットカードを組んでカードローンを利用すると言う1番安易な方法をとるようになる。しかしこの収入を先に当てにして支払いを後に延ばすと言う自転車操業的やりくりは一歩間違えれば直ぐ破綻する状況をつくることになる。やがてそのやりくりは何度も遅延状態を作り二進も三進も行かなくなるのだ。考えてみれば、クレジットカードの利用は、その利便性と内包するリスクとは諸刃の剣
という事なのか。

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